【C大阪】ルーカス・フェルナンデス「特別な試合」昨季まで在籍の札幌に11・3初めて乗り込む
セレッソ大阪のブラジル人MFルーカス・フェルナンデス(30)が、次節11月3日に昨季まで5年間在籍した北海道コンサドーレ札幌戦(プレド)に臨む。 5月の初対戦はホームで1-1の引き分け。今季の決着戦は、ルーカスが初めて対戦相手として札幌に乗り込む。 「僕にとって札幌戦は特別な試合。5年在籍し、今回が初めてのアウェー戦。札幌に対して、愛着は深くあると公言してきたが、今はC大阪のためにベストを尽くす」 3トップの左で21試合連続の先発が確実だ。 札幌の5年間は毎年、30試合前後の出場を果たしてきたが、C大阪加入1年目の今季も、ここまで31試合3得点と安定した数字を残す。得点王争いトップで同じブラジル人のFWレオ・セアラ(29)との連係に欠かせない存在で、来季もC大阪残留が既定路線だ。 29日の練習後、22年まで札幌でコーチを務めたブラジル人のブルーノ・クアドロス・コーチ(47)と2人だけで20分ほど、立ったままコンディションなどの確認を行った。まじめな性格は誰もが認めるところだ。 J1残留を懸けて正念場が続く19位札幌。上位を狙う8位C大阪はルーカス、MF田中駿汰(27)、DF進藤亮佑(28)、ブルーノ・コーチという前札幌の人間が4人もおり、激しい火花を散らすことになる。