bitbank、バビロン(Babylon)ビットコインステーキングに参加
暗号資産(仮想通貨)取引所のビットバンク(bitbank)は、ビットコインステーキングプロトコル「バビロン(Babylon)」のメインネットローンチPhase-1(Cap-3)に参加したと、12月26日に発表した。同社は自己保有するビットコイン(BTC)を活用し、暗号資産の新たなユースケース開発に向けた技術検証を進める。 バビロンは、ビットコインのセキュリティを活用してプルーフ・オブ・ステーク(PoS)チェーンの安全性を高めることを目指すプロジェクトだ。プロジェクトは3段階で展開され、第1段階ではビットコインの専用スクリプトへのロック、第2段階ではPoSチェーンへの経済的保証の提供、第3段階では複数のPoSチェーンでの同時ステーキングが可能となる。 現在は第1段階のCap-3が完了し、12月19日時点で約58億ドル(約9160億円、1ドル=157円換算)相当のビットコインがロックされている。 ビットコインのステーキングは、既存の保有者に新たな収益機会を提供するだけでなく、PoSチェーンのセキュリティ強化にも貢献する可能性があり、業界から注目を集めている。25日には国内暗号資産取引所ザイフ(Zaif)がブロックチェーン開発のBfluxと共同でバビロンステーキングプロトコルを活用した新サービスの開発開始を発表している。 |文:栃山直樹|画像:Shutterstock
CoinDesk Japan 編集部