DeNAのルーキーは5人が一軍デビュー! 度会にマダックス達成の石田、フルスイング井上など今年は“大当たり”か!?
オールスターも終わり、プロ野球後半戦がスタートする。ここまで各球団のルーキーたちはどのような結果を残しているのだろうか。 【動画】ドラフト2位松本凌人の剛速球、シンカーが唸る!! DeNAのルーキーは支配下で6名、育成で5名と合計11名。そのうちすでに5名が一軍デビューを果たしている。 ドラフト1位の度会 隆輝(横浜高→ENEOS)は開幕戦でホームランを放つ鮮烈なデビューを飾ったものの、不振で一時は二軍で汗を流す日もあった。それでも一軍再昇格を勝ち取り、ここまで60試合に出場。打率.261(230-60)、3本塁打の結果を残しレギュラー格となった。オールスターゲームにもプラスワン投票で選出されるなど、球団の顔になりつつある。 野手では同4位の石上 泰輝(徳島商高→東洋大)、同6位の井上 絢登(久留米商高→福岡大→四国アイランドリーグplus・徳島)もそれぞれ一軍デビュー済み。石上は一時、ショートのスタメンで起用されていたが、26試合で打率.183(71-13)と打撃面で苦しみゴールデンウィーク以降は二軍で昇格の時を待っている。一方でフルスイングが魅力の井上は25試合の出場で打率.190(42-8)とこちらも打撃面で苦戦している。 投手ではドラフト5位の石田 裕太郎(静清高→中央大)が6月に入ってから一軍デビューを果たすと、5試合の登板で3勝0敗、防御率2.48と好投を続けている。6月16日の西武戦では9回を95球で完封しマダックスも達成した。デビューからの連勝をどこまで伸ばすことができるか注目だ。 同2位の松本 凌人(神戸国際大附高→名城大)は中継ぎとして10試合に登板し防御率5.91の結果。右のサイドハンドとして一軍定着を狙っている。 ドラフト3位の武田 陸玖(山形中央高)はここまで一軍、二軍とも出場がない。 ここまで上位争いに加わっているDeNAは度会や石田をはじめとしたルーキーたちが一軍で起用されている。優勝を狙うためにも彼らのさらなる奮起に期待がかかる。
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