“斎藤フィーバー”はなぜ起きたのか 全国400人の『デジタルボランティア』が選挙戦のカギに
■選挙戦最終日には埋め尽くされるほどの人だかりが
しかし、選挙戦最終日には… 支持者:斎藤!斎藤!斎藤! 神戸三宮のセンター街が人でうめつくされる事態に。 さらに… 支持者:橋が折れますよ!橋曲がってるよ! 連絡橋にも人が殺到。橋がたわみ、危険な状態となり立ち入り禁止になった。 斎藤元彦さん:すごい人ですね。ここまで人がすごいとは想像していなかったんで。
■“斎藤フィーバー”はなぜ起きたのか
“斎藤フィーバー”はなぜ起きたのか選挙戦に密着すると、いつも演説会場にいたのは… “斎藤カラー”の青色に身を包んだボランティアスタッフの姿。 演説が始まる1時間以上前から場所取りなどを行っていた。 (Q(ロープは)陣営側からもらってるんですか?) ボランティア・五条祐介さん:いいえ自腹です。陣営は一本も持ってないです。 最初はたったの10人ほどだったボランティアが、終盤には2900人に。
■選挙戦のカギとなったのは、全国のデジタルボランティア400人
その中でも、この選挙戦のカギとなったのが…。 ボランティア・五条祐介さん:動画・写真を撮るのをLINE上にアップする。その素材をデジタルボランティアの方が全国にいらっしゃいますので、その400人のデジタルボランティアが加工してTikTokやYouTubeに流してくれます。東京や千葉やら北海道やらいろんなとこからやってくる。 少なくとも事実として判明してるのは、女子高生とか中学生が『斎藤さーん』と黄色い声を出してくれるのはTikTokの影響はまちがいない。 全国にいるデジタルボランティア400人が、斎藤さんの演説の様子をSNSにアップし、広く拡散したのだ。 支持者:YouTubeとかXを見ていたらこの人を信じていいんじゃないかなという。
■当選から一夜明け、取材に応じた斎藤さんは意気込みを語った
当選から一夜明け、改めて取材に応じた斎藤さん。 斎藤元彦さん:阪神淡路大震災30年も来年ありますし、万博も来年ですから県職員の皆さんとうちあわせ議論して、来年度予算にむけた準備したい」 19日から始まる知事としての公務について、意気込みを語りました。 (関西テレビ「newsランナー」 2024年11月18日放送)
関西テレビ