船橋競馬場駅近くに「キロ・カフェ」 おにぎり店から転換、気軽に寄れる店に
京成線船橋競馬場駅脇の踏み切り近くに「Kiro Cafe(キロ・カフェ)」(船橋市宮本4)がオープンして、12月26日で3カ月がたつ。(船橋経済新聞) 【写真】ボリュームたっぷりの「てりやきチキン」サンドイッチ(800円) 以前は「おにぎり屋HANS(ハンズ)」として営業していたが、駅近の立地を生かすのと、近隣にカフェがないことから、地域住民がフラッと立ち寄れるようにとの思いでカフェとして新たにスタートした。 店長は「ハンズ」の従業員だった堀川かおりさん。イタリアンレストランやビアカフェ「THE OFFCOURT」などの飲食店で経験を積み、「いずれは自分の店を持ちたい」という夢を持っていたことから、店長を任されることになったという。 店名の「Kiro」には、夢をかなえて新しい店を始める人生の「岐路」と、駅からの帰りに立ち寄りやすい場所なので「帰路」の2つの意味を込める。 白と木目素材を基調としたハンズの内装をそのまま利用しているが、「インテリアのセンスがある女性スタッフに装飾を担当してもらい、女性らしい雰囲気になった」と堀川さん。約15坪の店内には2人席4卓、3人席1卓、カウンター4席を設け、幼児用のハイチェアも用意している。テーブルの配置にゆとりを持たせ、ベビーカーはそのまま店内に入ることができる。 ドリンクメニューは「ブレンドコーヒー」(350円)、「カフェラテ」(450円)、「キャラメルラテ」「ハニーラテ」(以上500円)や「お子さまジュース」(150円)などを用意。コーヒー豆は市内の焙煎(ばいせん)所「アダチコーヒー」(本町2)から仕入れている。 「タコライス」(900円)やサンドイッチ(400円~)などの「カフェらしい」メニューのほか、「昼のちょい飲みやママ会での利用を想定した」という、瓶ビール(500円)やハーフボトルワイン(1,050円)、ハイボール(400円~)などのアルコールメニューも用意。唐揚げ(100円~)や「キャロットラペ」(250円)などのおつまみメニューもあり、少しずつメニューを増やしていく予定だという。 堀川さんは「ハンズが地域に愛されるおにぎり屋さんだったので、その頃からのお客さまとのつながりを守りつつ、地域住民の生活に溶け込んで、長く愛される店にしていきたい」と意欲を見せる。 営業時間は11時~17時。月曜定休。
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