特集「キャッチ」87歳の新人記者のデビューに密着 初取材の相手は75歳…どうなる 「ばあちゃん新聞」創刊半年 福岡
87歳の内藤ミヤ子さん。「うきはの宝」で食品加工の仕事をしています。 ■うきはの宝 社長・編集長・大熊充さん 「僕がカメラマン、(ミヤコさんが)ライター。」 ■うきはの宝 スタッフ・内藤ミヤ子さん(87) 「ライターになれるかなあ。」 実は、「ばあちゃん新聞」の記者としてデビューすることになったのです。 40代の頃、労働組合の婦人部の仲間とせっけん工房を立ち上げたことが忘れられない思い出だというミヤ子さん。現在の趣味は家族旅行です。 ■ミヤ子さん 「ばっちり!」 週末には、地元の子ども食堂で腕を振るいます。 人と話すことが好きで、“おしゃべり上手”な一面もあります。そんなミヤ子さん、「ばあちゃん新聞」の取材を受け、「ばあちゃんレシピ」や「人生相談」のコーナーに登場していました。 ■ミヤ子さん 「自分の得意なところはみなさんに伝えて、利用してもらえたらいいなと思います。」 それが今度は、取材を“受ける側”から、“取材する側”に。編集長の大熊さんから、“おばあちゃん記者第1号”に抜てきされました。
初めての取材相手は、ブルーベリーや柿を育てる75歳の足立善男さんです。 ■ミヤ子さん 「懐かしい写真も持ってきましたよ。」 ■足立善男さん(75) 「せっけん工房ですか。」 ■ミヤ子さん 「せっけん工房の。ほら。」 善男さんの母親と仲が良かったことから、まずは昔話で場を和ませるミヤ子さん。 ■ミヤ子さん 「ブルーベリーは、まだあの面積で作っているんですか?大変ですね、収穫が。」 ■善男さん 「この前の大雨で土砂が…。」 ■ミヤ子さん 「あそこの園全部ですか。」 ■善男さん 「園の横の山です。」 善男さんが営む農業に話題を移しましたが、取材を意識するあまり、話をつなぐことができません。 ■大熊さん 「ミヤ子さん、足立さんの今を聞いて。」 ■ミヤ子さん 「今は?」 ■足立善男さん 「今度15日から韓国に。ソフトテニスの親善試合。ねんりんピックやら、いろいろな大会に出ている。」