長崎北陽台と長崎南山が決勝進出 高校ラグビー長崎県大会準決勝
長崎放送
花園への切符をかけた高校ラグビー長崎県大会の準決勝2試合が16日、大村市で行われ、長崎北陽台と長崎南山が決勝進出を決めました。 【写真を見る】高校ラグビー長崎県大会のトライシーンなど 「3,2,1シャー」 北陽台は去年、南山との両校優勝の末に抽選で花園出場を逃しました。その雪辱を期す今大会、対するは3年ぶりにベスト4に進出した海星です。 キックオフ直後、北陽台はゴールライン手前で落ち着いてボールをつなぎ、最後は白丸選手のトライで先制します。 一方の海星は、大学受験の影響などでスタメン2人が欠場。13人で北陽台に立ち向かいますが、猛攻を止めることはできず。 後半はメンバーを8人入れ替えるなど選手層の厚さも見せた北陽台が、153対0で決勝に駒を進めました。 長崎北陽台・下田秩主将 「素直に嬉しい気持ちです去年決勝で同点で抽選に負けて悔しい思いをしてるんでしっかり前半から飛ばして15人がひたむきに走り続けて圧倒して勝ちに行きたいと思います」 去年の花園出場校・南山と長崎北の試合は緊迫したシーソーゲームに。 前半、先制したのは南山でしたが、長崎北が6分後に追いつくと。 さらに下釜選手のトライで勝ち越しに成功します。 すると、南山もすかさず高校日本代表候補の本山選手がトライ! 前半は両校ともにゆずらず、同点で折り返します。 (長崎北ハーフタイム)「深呼吸よ深呼吸こっからやぞこっから!」 (南山ハーフタイム)「後半は俺らのラグビーやるぞいいかおし!さあ行こう!しゃー!」 勝負の後半、先にリードを奪ったのは長崎北でした。しかし、南山も黙っていません。 後半6分、南山の本山選手がこの日2本目となるトライを決め、試合は再び振り出しに。 さらに、後半15分には、みたび本山選手! 188センチ、115キロの恵まれた体格をもつ本山選手の活躍などで南山が33対19で長崎北に競り勝ちました。 長崎南山・池田太陽主将 「まずは決勝進出を決められてほっとしてます」「Q・相手は北陽台になりますけど決勝に向けた意気込みを教えてください」「(北陽台は)フィジカルはありますし、デカさも自分たちよりあるので自分たちはしっかり上げて低く入るタックルだったりスピードで勝ったりするところだったりを磨いて決勝に臨めたらなと思います」 去年と同じ顔合わせとなった決勝は今月23日、長崎市のベネックス総合運動公園かきどまり陸上競技場で行われ、試合の模様はNBCテレビで午前11時59分から実況生中継でお伝えします。
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