移動型サウナバス「サバス」に2号車登場! 関東を拠点に運行
新しいバス事業を展開する「リバース」とサウナ検索サイト「サウナイキタイ」は、どこでも本格的なサウナ体験ができる移動型サウナバス「サバス」の2号車が完成したと発表した。1号車は兵庫を拠点に活動していたが、2号車は関東を拠点に運行するという。 【画像】サバスの他の画像を見る(全7枚)
「サバス2号」は関東が拠点!
兵庫を拠点に活動している移動型サウナバス「サバス」を運行するリバースから、関東を拠点とする待望の「サバス」2号車(以下、「サバス2号」)の完成が発表された。 リバースとサウナイキタイが共同で始動した本格的なサウナ体験ができる移動型サウナバス「サバス」は、引退した神姫バスの路線バスを改造し、「サバス」1号車(以下、「サバス1号」)として2022年に運行を開始。サバス1号は全国から多くの注目を集め、関東から九州まで多くの利用者に親しまれているが、兵庫を拠点としているため関東方面での運行には高額な費用がかかり、利用者の負担が大きいという課題が浮上。この課題を解決するために関東拠点の「サバス」が必要とされていた。 そんな中、リバースのバス業界を盛り上げる思いや、バスをリノベーションする斬新さに共感した東急バスから路線バスの引退車両が提供。それによって、「サバス2号」の製作が現実のものとなった。
「サバス2号」の特徴とデザイン
サバス2号は、東急バスで使用されていた貴重な路線バスを改造している。同車には利用シーンの異なる2つのサウナスペースが用意されており、メインのサウナ室は「サロン席」をイメージして、コの字型に配置された座席で利用者が会話しながら窓からの景色を楽しんだり、サウナ室の木材の端材を使った積み木ゲームで遊べる、ユニークな空間が広がっている。 もう1つのサウナ室は、ゆったりとした個室感覚で入れる定員2名程度の「優先席」サウナとなっている。1人利用時には寝転がることもでき、イベント時にはウィスキング(※)も可能だ。 ※専門の施術師がシラカバなどの枝葉の束を使って身体を撫でたり叩いたりして行う、サウナの入浴方法。リラクゼーション効果がある。 さらに、サバス1号で好評だった「押しボタン式のオートロウリュ」(通称:「蒸気降りますボタン」)が、サバス2号では2つ設置され、より多くの参加者がロウリュを楽しめるようになっている。また吊り革温度計や整理券ボックスなど、路線バスの名残を活かしたデザインも引き続き採用されている。
今後の運行予定について
サバス2号は、リバースと東急バスの連携によって関東を拠点に運行される。具体的な運行スケジュールは、サバスの公式HPやSNSで随時発表されるとのこと。 INFORMATION サバス公式サイト https://sabus.jp/ サバス公式X(Twitter)アカウント https://x.com/sauna_bus
文=KURU KURA編集部