Amazon eero 6+

　Amazonの「eero（イーロ）」は、新たなAmazonデバイスのブランドとして発表された、メッシュWi-Fiシステムです。セットアップの簡単さや、メッシュシステムならではのシームレスなWi-Fi環境を構築できること、 Amazon Echoによる機能拡張が可能なことなどが特徴となっています。 【画像】eeroルーター3機種をチェック 　今回はeero導入のメリットや、同時発表となった対応ルーター3機種の特徴などを紹介します。

Amazon EchoデバイスをWi-Fiエクステンダーにできる

　メッシュWi-Fiとは、Wi-Fiを網の目（メッシュ）のように張り巡らせる仕組みです。メインのルーターと複数のサテライトルーターを設置することで、どの部屋のどの位置にいても、安定したWi-Fi接続を実現します。eeroのメッシュwifiシステムは、安定した高速・多数同時接続、セットアップやネットワーク管理の簡単さ、部屋の雰囲気を損なわないデザインなどが魅力となっています。 　初心者には困難なことが多いルーターのセットアップは、スマートフォンでeeroアプリのガイドに沿って設定するだけで簡単に完了するので、購入してすぐに使用を開始できます。また、ネットワークの管理も、eeroのアプリでどこでも好きな場所から簡単にできます。 　eeroのメッシュシステム「TrueMesh」は、ネットワーク上のトラフィックを能動的に管理し、各デバイスをその都度最適なネットワーク経路に誘導することで、ネットワークの切断を減らし、自宅全体のシームレスなWi-Fi環境を実現します。 　また、互換性のあるAmazon Echoデバイスがあれば、エリアを広げるWi-Fiエクステンダーとして利用することが可能。1台のeeroではWi-Fiが届かない場所まで範囲を拡張し、接続速度の遅延をさらに軽減できます。

eero 6+：ワンルームから2LDKの広さの、2～3人家族向け

　Wi-Fi 6対応の中級モデルeeroルーター「eero 6+」は、最大1ギガビットのWi-Fiスピードを手頃な価格で提供する製品。Wi-Fiを使用できる最大範囲は、1ユニットで140平方メートル、2ユニットで280平方メートル、3ユニットで420平方メートル。2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンド対応により、安定したネットワークを実現。約75台のデバイスとの同時接続も可能です。 　ワンルームに住んでおり多くの機器を使用するユーザーや、1LDK／2LDKに住む2～3人家族での使用におすすめ。価格は1ユニットモデルが1万9980円（税込、以下同）、2ユニットモデルが2万8980円、3ユニットモデルが4万2480円となっています。