「遠慮しちゃったら、もうチャンスなんてない」ケガで引退、団体移籍→ベルトを巻いた女子レスラーの覚悟…翔月なつみは「全ベルトを獲りたい」
「遠慮しちゃったら、もうチャンスなんてない」
デビューしたスターダムにも“赤いベルト”と“白いベルト”がある。赤いベルトはトップの証。白いベルトはチャンピオンによってテーマが変わる。たとえば中野たむは、争う選手たちがネガティブな感情までさらけ出す“呪いのベルト”と定義づけた。 「私もずっと、白いベルトにどんな意味を持たせるのがいいか考えてきました。マリーゴールドのUN王座も同じですよね。“純白のベルト”を巻いてどうしたいか、自分の中に答えはありますよ。青野にヒントを与えたくないから、今は言わないですけど」 確かに、今の翔月にはスターダムでの新人時代からは考えられない“芯”がある。主張して、そのためにぶつかることを厭わない。その象徴が、11年ぶりに巻いたチャンピオンベルトなのだろう。 「いま遠慮して引いちゃったら、もうチャンスなんてないと思ってます。ベストを尽くせる時間はそう長くない。全部出し切らないと」 マリーゴールドは新団体。顔ぶれやマッチメイクがフレッシュだ。だがそれだけではない。翔月なつみのような選手がいるから面白いのだ。
(「濃度・オブ・ザ・リング」橋本宗洋 = 文)
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