難病から復帰のヴァージル・オルティスJr 今年の抱負を語る | ボクシング
【ボクシング】難病に苦しんだヴァージル・オルティスJrがスーパーウェルター級に階級を上げ復帰する。今年の目標を語った。
ヴァージル・オルティス・ジュニアは、2年のブランクを経てついに復帰を果たす。2024年に4試合を行うことを目指しているという。 23歳のオルティスは18戦全勝、18KOという圧倒的な戦績を誇り、ウェルター級でのトップコンテンダーとなるべく道を切り開いていた。 しかしここ数年間、難病の横紋筋融解症をはじめとする健康問題に悩まされた。WBAウェルター級王者エイマンタス・スタニオニスと試合を行うことになっていたが、その影響から3度の延期を余儀なくされた。その結果、オルティスは階級をスーパーウェルター級に上げた。 そしてついに日本時間1月7日(日)、フレドリック・ローソンを相手に復帰を果たす。オルティスは下馬評で圧倒的有利とされているが、自らのキャリアを再構築し、再び評価を高めるためにも必ず勝利しなければならない。 オルティスは『BoxingScene.com』のインタビューで今年の抱負を語った。 「今年は最低でも3回はリングに上がりたい。4回できれば理想的だ。僕は再び流れに乗りたい、以前のようにね。1年に3回か4回試合をしていたころのあの勢いを取り戻したい。常にアクティブでいたいんだ」 「皆にまた僕の名前を語ってもらいたい。ただ単純に、試合がしたい。もう、ずっとトレーニングに励んでいる。トレーニングしていても自分の仕事ができなければ、意味がなくなってしまうかもしれないからね」 さらにオルティスは話を続ける。「トレーニングはとても順調だったよ。正直な話、こんなにいい感じだったのは本当に長いことないことだった。『おっと、これがどんな感じだったか忘れかけてた』ってくらいだ。精神的にも肉体的にも、準備は整っているよ」
Alexander Netherton