能登豪雨、断水なお1684戸 解消まで数カ月かかる見込み
石川県は4日、記録的豪雨による断水が輪島市、珠洲市、能登町の計1684戸で続いていると明らかにした。能登半島地震で被害を受けた水道関連施設が再び被災し、一部では解消に数カ月程度かかる見込みで、復興への影響は必至。自衛隊や民間団体による給水や入浴の支援が続いている。豪雨発生から5日で2週間。自治体は、早期復旧に向けた対応を急ぐ。 豪雨の死者は14人。輪島市の中山美紀さん(31)と連絡が取れなくなっている。警察や消防などは300人態勢で捜索を続けた。けが人は重軽傷を合わせて47人に上る。学校や公民館など避難所には492人が身を寄せている。