グランパスにも影響?来季からJリーグ規定が変更でベンチ入り選手が"9人"に!若手選手の出場機会増加などそのメリット・デメリットを解説!
戦い方が変わる?
他にも変更点があります。試合でベンチ入りできる控え選手の数が増加。これまではスタメンが11人、ベンチ入り選手7人でしたが、来季からは9人に増加。 これによって、若手選手の出場機会増加やチームとしての戦術変化などが期待されています。 城所「チームとしては2人増える分の移動費、交通費や宿泊費の増加という懸念はありますけど、メリットもあるので楽しみです」 選手の数で言えば、来年からはレンタル移籍で出せる選手の数にも制限がかかります。各クラブが他クラブへレンタルできる人数が、(レンタル移籍で)迎え入れる選手と合わせて最大10人ずつに。 ただし、21歳未満の選手、ホームグロウンの選手は対象外。ホームグロウンは、Jリーグが次のように定めています。 「12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、特定のJクラブの第1種、第2種、第3種又は第4種チームに登録された期間の合計日数が990日(Jリーグの3シーズンに相当する期間))以上である選手」 要は、ユース出身者や高卒新人が一定期間クラブにいればホームグロウン選手となり、クラブは一定数のホームグロウン選手を抱えることでメリットも増えます。 現時点で、グランパスが属するJ1昇格を決めているのは清水エスパルスと横浜FC。もう1チームは昇格プレーオフの結果で確定です。逆に降格が決まっているのはサガン鳥栖。あと2チームの行方も気になります。 グランパスの次の試合は、30日にホーム・岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われるJ1 第37節・サガン鳥栖戦です。 (葉月智世)