「新幹線で駅弁を食べたくなる」心理に鍵 子どもが「やだやだ」から「すぐやる」に変わる時間管理術
時間管理上手な子供に
子どもが帰ってくる夕方は、大人にとっても忙しい時間帯ですが、ここでかけたコストは必ず回収できます。 子どもが時間管理上手になることは、自立への必須条件です。 子どものツボを押さえつつも、最初の一歩はハードルの低いのにします。 「宿題しようなんて思わなくていいのよ。単に計算ドリルをテーブルの上に出すだけ。置いてみて、少しでもやる気が出てきたらやってみたらいいしね」 そのように声がけをしてみましょう。 あまのじゃくな子どもには、「計算ドリル出すだけで、絶対やっちゃだめよ」という声掛けもいいでしょう。禁止されると、妙にしたくなるものです。 いかがでしょうか? 子どもへの向き合い方だけでなく、ご自身の時間管理でも活用できる話があったのではないでしょうか。 中島美鈴(なかしま・みすず) 公認心理師・臨床心理士。心理学博士。九州大大学院人間環境学府学術研究協力員。著書に『ADHDタイプの大人のための時間管理ワークブック』『働く人のための時間管理ワークブック』(ともに星和書店)など多数。 文:中島美鈴 デザイン:山口言悟(Gengo Design Studio) 編集:誠之章