「ゴンチャ」タピオカミルクティーのイメージ超える挑戦 日本初のPET飲料 キリン「午後の紅茶」の知見活かしセブンで限定発売
セブン-イレブン・ジャパンは、消費の二極化とティーへの関心の高まりを受け、若年女性層を獲得することでティーカルチャーの拡大を目指す。 セブン-イレブン・ジャパンの上條智シニアマーチャンダイザーは「節約志向と贅沢したいという志向で、消費の二極化が起きている」とし、「貢茶」の新商品で品質の高い贅沢なものを楽しみたいというニーズに応えていく。 ティーへの関心が高まっていることにも注目する。 上條氏は外部データを引き「コーヒーや緑茶は横ばいか若干苦戦となっているが、紅茶とジャスミンティーなどのその他茶は伸びている。一部店舗で販売している『7TEA』も好評で、ティーにはさらに大きな期待がある」と説明する。 若年層を伸ばすことが今後のティー市場の発展につながると考え、特に若年女性に人気の「貢茶」ブランドに声をかけた。 「あらゆる地域の幅広いお客様にティーの楽しさをお届けしたい」と意欲をのぞかせる。 開発に携わったゴンチャ ジャパンの中山拓美マーケティング本部R&Dシニアマネージャーは「ティーの風味と甘さのバランスにこだわった。最後まで飲み切る、ティーの楽しみを感じていただけるものを開発していただいた」と胸を張る。 キリンビバレッジの長井美保商品開発研究所飲料開発担当は「『午後の紅茶』と同様、手淹れの工程のように茶葉から抽出することで、本格的なティーの味わいを実現した」と語る。 新商品発表会には、俳優・フィギュアスケーターの本田望結さんも登壇。大の「貢茶」ファンであることを明かし、試飲した新商品に太鼓判を押した。