中国・広東省 35人死亡の車暴走事件 拘束中の運転していた男の逮捕を検察が許可、中国共産党系メディア報じる
中国南部の広東省・珠海市で運動中の市民らに車が突っ込み35人が死亡した事件で、中国共産党系メディアは「検察が車を運転していた男の逮捕を許可した」と報じました。 この事件は今月11日、広東省珠海市の体育施設周辺で、運動中の市民らに車が突っ込み、35人が死亡、43人が負傷したもので、車を運転していた男は身柄を拘束されましたが、拘束直前に自ら刃物で首のあたりを刺し、意識不明となっています。 中国共産党系メディア「人民日報」によりますと、珠海市の検察当局は、拘束されている男について、危険行為で公共の安全を害した容疑で逮捕を許可したということです。 警察は、これまでの発表で、男は意識不明のため取り調べに応じられる状態ではないとしつつ、初期捜査の情報として、離婚後の財産分与で不満を募らせた可能性があるとしています。
TBSテレビ