小池都知事が定例会見10月27日(全文1)予算編成に向け、ヒアリングを開始
保護犬猫の情報サイト「ワンニャンとうきょう」を11月22日に開設
それから23日ですが、これはお休みの日ですね。都民ホール、都政ギャラリーで犬猫の譲渡や飼い方などについての講習会や展示を行うというものでございます。また、保護された犬、そして猫の情報などを分かりやすくまとめましたサイト、「ワンニャンとうきょう」を新たに開設をいたします。この開設日、につきましては、ワンワンとニャンニャンに掛けて、若手の皆さんが一生懸命考えてくれて、11月22日っていうことを、予定をいたしております。 それから犬と猫の「ボクたちを家族にしてください!」というメッセージを載せたポスターをこうやって作成いたしましたし、また私からも新しい飼い主の募集を呼び掛けるメッセージを東京動画、街頭ビジョンなどを通じて発信をいたしますので、ちょっとご覧いただきたいと存じます。 小池(VTR):東京都動物愛護相談センターや、ボランティア団体では保護された動物の新しい飼い主を探しています。動物を新しく飼うというと、子犬や子猫を思い浮かべるかもしれませんが、大人になった犬や猫も新しい飼い主を待っています。保護された大人の犬や猫を家族として迎え入れてみませんか。 小池:はい。ということで東京動画等にも、また街頭ビジョンでもこの映像をご覧いただいて、啓発に努めてまいります。やはり動物をどのようにして飼っていくかという、まずはそこから始めていくのが一番ということかと存じます。この譲渡促進月間でございますけれども、これをきっかけに保護された犬、猫、家族の一員として迎えるきっかけとしていただきたいと存じます。
鉄道の混雑緩和に関する取り組みについて
それから今度は鉄道の混雑緩和に関する取り組みで2点お知らせがございます。まず1点目でございますけれども、今年7月に時差Bizを実施いたしました。そこで大変積極的な取り組みを行っていただいた企業の皆さまを表彰したいと思います。題して時差Biz推進賞でございます。具体的には時差出勤であるとか、テレワークなど、社員の方々の働き方を見直して、オフピーク通勤へ貢献した取り組み、これをワークスタイル部門、それから時差Bizを広く社会に向けて発信した取り組みをプロモーション部門と2つの部門を分けて表彰することといたしております。 またそれぞれの部門で先進性があったり話題性に優れた取り組みをなさったところには、松本零士特別賞を贈呈させていただきます。まずワークスタイル部門のほうでございますけれども、ご覧の8社の企業の皆さまでございます。中で特別賞、損害保険ジャパン日本興亜株式会社さまになります。受賞の理由でございますけれども、社員の実態に合わせて時差出勤、それからテレワークを組み合わせて実施した結果、社員の意識改革、積極的に進めておられるということなどが評価の対象となりました。 それから次にプロモーション部門でございますけれども、ご覧の4社の企業の皆さまでございます。で、特別賞は株式会社セブン-イレブン・ジャパンさんでありまして、受賞理由は多くの人にとって身近なコンビニエンスストアにおいて、広く時差Bizのポスターを掲示して、啓発にご協力いただいたことなど高く評価させていただきたい、感謝したいと思います。 表彰式でございますが、11月2日の木曜日に第3回の快適通勤プロモーション協議会の場で行いまして、私から直接表彰状をお渡しすることといたしております。また当日、併せまして、時差Bizの結果報告、それから受賞企業による取り組みの紹介なども行ってまいります。こうした受賞企業の取り組みを都のホームページで紹介することによって、うちもやってみようかとか、いろんな広がりになることを期待いたしておりまして、引き続きこの時差Bizを新たな常識として定着をさせていきたいと、このように考えております。 それから2点目でありますけれども、これはハードの面になりますが、非常に混雑率が高いといわれております、実際高いのですが、日暮里・舎人ライナーを、車両を増強することといたします。この日暮里・舎人ライナーでございますけれども、通勤時間帯のピーク時は混雑率が180%を超えていると。この混雑を緩和するということで、新たに2つの編成、2編成の車両を増備いたしまして、平成32年の春からの増発ということになります。 で、増発するだけでなく、中も、車両内も工夫をいたしまして、車内空間を広くするということで、全席をロングシート、またはフリースペースを設けまして、従来の車両よりも定員そのものを増やしてまいります。今後もさまざまな取り組みをこうやって企業や鉄道事業者の皆さまと連携をしながら進めてまいりまして、混雑緩和、そして快適通勤の実現に向けて幅広く取り組んでいきたいと、このように考えております。ちなみに日暮里・舎人ライナーでありますけれども、この2編成加えることで約10%の混雑の軽減につながるという試算でございます。