小池都知事が定例会見10月27日(全文1)予算編成に向け、ヒアリングを開始
予算編成の時期に向け、さまざまな組織や団体などからヒアリングを行う
2つ目が、いよいよ予算編成の時期が近づいてまいりました。で、それに関して、さまざまな組織や団体などからヒアリングをするという点でご報告でございます。このヒアリングは、昨年度初めて私自身が現場の実態に精通しておられます団体の皆さま方から直接ご意見を伺って、そして都民ファーストの視点に立ったワイズスペンディングに資する予算、これを編成していくために実施をしたものでございます。予算編成に向けては、今回、より早い段階から幅広く議論を行って、都民の皆さまの声を適切に予算に反映するということで、実施時期が去年、昨年度よりも1カ月以上前倒しになりまして、10月31日から11月14日まで随時行っていくというものでございます。 対象となる団体につきましては、昨年度と同じように関連予算、1億円以上を計上していることを基本にいたしまして、団体が実施されている事業、もしくはしたい事業、位置付け、役割などを踏まえまして、各種団体で合わせて59団体を選定いたしました。 ヒアリングの模様は昨年も同様でございますが、メディアの皆さんにもオープンにする。それから、インターネット中継を活用して、都民の皆さまにも公開をしていくということについては、昨年度と変わりません。また、身近な行政サービスを現場で実施しておられます、区市町村の代表であります特別区長会、東京都市長会、それから町村会、この3団体においても別途お話を伺う機会を設けさせていただく、このような予定となっております。
都民による事業提案制度について
次に、30年度の予算編成に関連いたします、都民による事業提案制度でございますけれども、こちらのほうは先月の末から募集をしたところでございます。11月7日の締め切りまであと10日程度となりましたので、子育ての支援、そして環境対策など、さまざまな都政の問題解決、課題解決へ向けて、都民の皆さんによるあらたな発想で施策を練り上げていきたい。都民の皆さんと一緒に平成30年度予算を作り上げていきたいという趣旨でございます。皆さまのアイデア、ぜひ積極的にお寄せをいただきたいと存じます。詳細は担当が財務局となっております。 3つ目、11月は動物譲渡促進月間でございまして、都におきましては2019年度までの動物の殺処分ゼロを目指して、昨年度から独自に11月を動物譲渡促進月間といたしてまいりました。さまざまな取り組みを展開してきたところでございます。ちなみに、平成27年度がいわゆる致死処分、殺処分ですね、合計203であったところが94にまで減っているところでございます。全て猫であります。その数はかなり減りつつあるわけでございますが、あらためてこの11月に啓発を行わせていただくということで、今回、10日、11日、11月の10日と11日の2日間にわたりまして、新宿駅の西口広場イベントコーナーで犬のしつけ方教室、これを開催させていただきます。