大みそかまでに3万食 「中山そば」年越し用のそば打ち始まる “そばを食べにふるさとへ” 秋田・大館市
秋田テレビ
秋田県内各地で年末年始の準備が進んでいます。大館市では地元の農家が、年越し用のそば打ち作業に追われています。 県内有数のソバの産地、大館市中山地区では今、年越し用のそば打ちが進められています。 中山そばは、つなぎに地元特産のヤマノイモが使われていて、喉越しの良さが特徴です。 2024年は天候が安定していたことなどから、ソバが順調に生育しました。それをおいしい中山そばに加工して食卓に届けようと、農家は丁寧に作業していました。 中山そばの会の石垣一子会長は、「すごくフレッシュに爽やかに食べられるそばだなと、きのうつくづくおいしいなと思った。人の往来も多くなってきているので、ふるさとにそばを食べに帰ってくる、おふくろの味を食べにくるというような思いを持って人に集まってもらいたいと思っている」と話しています。 中山そばは、大みそかまでに約3万食作られる予定で、地元の直売所や県内のスーパーで販売されます。
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