<ガンバレ!球児たち>’23センバツ 笑顔と勇気与えたい 東北選手ら仙台市長訪問 /宮城
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する東北(宮城)の選手らが13日、郡和子仙台市長を表敬訪問した。出場は東日本大震災が起きた2011年の第83回大会以来、12年ぶり。佐藤響主将(2年)は「(震災の影響で)まだ苦労されている方々に笑顔と勇気を与えたい」と意気込みを語った。 同席した五十嵐征彦校長は「楽しんでプレーする姿を見てもらうことが恩返しになると思う」、佐藤洋監督は「宮城県の代表として恥じない戦いをしたい」とそれぞれあいさつ。郡市長は「思いの丈を発揮し、東北に明るいニュースを持ち込んでほしい」と激励した。 佐藤監督や佐藤主将らはこの日、毎日新聞仙台支局も訪れて健闘を誓った。 東北は18日の開幕試合で山梨学院(山梨)と対戦する。【土江洋範】