バスケ五輪代表に決まった七尾市出身・赤穂ひまわり 被災地の現状は「復興まだまだ いい結果を届けたい」
女子バスケットボール日本代表に決まった七尾市出身の赤穂ひまわり選手。 パリへの思いを石川テレビに語ってくれました。 パリオリンピックの日本代表メンバーに選ばれた七尾市出身の赤穂ひまわり選手。 26日は内灘町に新たにできたバスケットボールコートのイベントに参加しました。 赤穂ひまわり選手: 「すごく映えますし見た目もいいですし質感、歩いた感じもいいなと思いました。」 姉のさくら選手、兄の雷太(らいた)選手と共に出席したイベントの後、ひまわり選手が単独インタビューに応じました。 赤穂ひまわり選手: Qまずはパリ行きを決めて 「ほっとした気持ちと嬉しい気持ちですね。12人に残るというのを目標にやってきた中、自分のできることは全部やり切ったのかなと思うので、あとはもうどうにでもなれという気持ちでした。」 東京オリンピックで銀メダルを獲得した日本代表。 その「変化」を実感しています。 赤穂ひまわり選手: 「明らかにもう、注目度が変わったんだなというのも、試合をやっていても観客の数からもう変わっていますし注目してもらえるようになったなと思います。」 赤穂選手の身長は184センチ。 チームの平均身長は173.6センチで日本選手の中では大きく見えますが、世界では決して大きくありません。 そこで高さがない日本が勝つためのポイントとして赤穂選手が真っ先に挙げたのは3ポイントです。 赤穂ひまわり選手: 「日本チームというのは3ポイントが生命線になってくると思う。シュートの得意な選手が多いので私もその選手たちの波に乗れるようにオフェンスでも役に立ちたいなと思っています。」 先日行われた世界ランク3位の強豪オーストラリア戦では平均身長でおよそ8センチ高い相手に2連勝。3ポイントは合計37本決めました。 そしてもうひとつのポイントが… 赤穂ひまわり選手: 「リバウンドを相手に取られるってことは日本チームは勝てないので私自身一人が頑張るだけでは無理なんですけどチームとしてもそこのところは課題意識もってやっているので頑張りたい」 七尾市出身の赤穂選手。 被災地の現状については… 赤穂ひまわり選手: 「地震があってから帰ってしっかり見たというのは初めてで率直に見た感想としては半年経つがあまり復興が進んでいるのかなというのが率直な意見。どんな感じかなと思って見てみたらまだまだだなと思いました。」 Q被災地に向けて活躍を見せたいという思いも? 「いい結果を残して皆さんの耳に少しでも届くような活躍をしたい」 最後にパリへの思いを聞きました。 赤穂ひまわり選手: 「チームの目標というのは金メダルというのを目標にこれまで3年間頑張ってきたのでそこに向けて自分にできることを精一杯やりたいなと思います。」 バスケ女子日本代表、初戦は7月29日。 オリンピック7連覇中のアメリカ代表と対戦します。
石川テレビ