【オリックス】岸田護監督「やっぱり」4番固定が理想。FA移籍2年目の西川も候補
オリックス・岸田護監督(43)が2日、覇権奪回へ「4番固定」を理想に掲げた。5位に沈んだ昨年は森の62試合を最多とし、計6人が務めた要の打順。「僕は投手(出身)なので」と野手陣の気持ちに配慮し、静かに持論を打ち明けた。 「チームの4番ってやっぱり、4番なんでしょう。日替わり、ということはないでしょうけどね。ある程度は」。起用がそのまま順位に直結するわけではないが、セ・パを制した巨人、ソフトバンクはそれぞれ岡本、山川が4番で全143試合に出場。「エースはエース。抑えは抑え。何試合かやられた(打たれた)から、下ろすわけにはいかない。4番って、そうなんじゃないですか」と原則として全うさせるつもりだ。 もちろん、各選手の状態や相手、球場などと相性を細かくチェックし、日替わりオーダーで3連覇した中嶋前監督の方法も参考にするつもり。広島からFA移籍2年目の西川への期待も大きく「今年は違うんじゃないですか。可能性はあると思います」と4番候補にも加えた。投の柱は宮城。岸田野球は「信頼」がテーマとなりそうだ。(長田 亨)
報知新聞社