<2025年の美容トレンド>注目キーワードは“肌管理”と“盛り” 美容熱が高い本田翼から目が離せない 前編
メークやスキンケアもアップデートしたい新年。月刊美容誌「MAQUIA(マキア)」の伊藤かおり編集長によると、2025年の注目のキーワードは「肌管理」と「盛り」。今年注目しておきたいビューティートピックスを、伊藤編集長に聞いた。(前後編の前編) 【写真特集】本田翼:「毛穴の開きにはビタミンC、日差しの強い日には美白」 美容液の使い分けで肌管理
◇自分の肌の伸びしろを知り“肌管理” メークはナチュラルに見えて実は“盛って”いる
伊藤編集長は「スキンケアに関して言うと、“肌管理”が一般的な言葉になりつつある」という。
「最初は韓国の人が主に美容医療の力を借りて『自分の肌を管理する』というところから話題になったと思います。韓国のインフルエンサーのような、毛穴レスで透明感があって、きれいな肌になりたいという願望はありつつ、特に美容好きの人たちの間で“自分の肌を管理すること”が定着し、今年はさらにその意識が強まっていくと考えられます」
同誌でも2月発売の4月号で肌管理の特集を予定しているという。
「“管理する”という言葉が負担に感じてしまうのは違うなと私自身は思っています。人と比べて自分はここにコンプレックスがあるからどうにかしたいというネガティブなものではなくて、あくまでポジティブに、自分の肌の伸びしろを知り、コスメでいかようにも伸ばしていく、そういう楽しさを誌面で紹介したいんです」
メークのキーワードは「盛り」。「アラサーやアラフォーの大人も、自分なりの“盛り”メークがトレンドになっていきそう」と伊藤編集長は話す。
「コロナ禍では、マスクもしているし、あまりメークしなくても……ということもあり、ナチュラルメークの傾向が強まりました。行動制限がなくなった今、『肌がきれいだね』と言われたい美容好きの人たちは、きちんと手をかけて何層にも重ねてベースを作ったり、自分なりに下地を変えてトーンアップを狙ったり、パッと見ではわからないけれども実は“盛って”います。派手な色を使っているとか、濃くラインを引いているということではなく、ナチュラルな仕上がりでも、手をかけた分、印象はやっぱり強くなります」