島根原発2号機、7日午後3時までに原子炉起動へ 約2時間後に臨界の見通し
中国電力は、島根原発2号機(松江市、出力82万㌗)の原子炉を7日午後3時までに起動すると明らかにした。炉心から核分裂反応を抑える制御棒を引き抜く。起動から約2時間後に、核分裂が安定的に続く臨界の状態に達する見通し。 【写真と年表】島根原発と松江市街地を捉えた空撮・2号機を巡る主な動き 島根2号機の稼働は、定期検査のため2012年1月下旬に停止してから12年10カ月ぶり。事故を起こした東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)で、BWRの再稼働は全国2基目となる。中電は今月下旬に発電と送電を始める予定で、来年1月上旬の営業運転開始を目指す。
中国新聞社