山崎賢人が“モンスター”井上尚弥選手直々のレクチャーに緊張「“挑戦”すぎるっす…」
ボクシング・井上尚弥選手と山崎賢人が、9月25日に都内で行われた「ウブロ 井上尚弥×山崎賢人 スペシャルトーク」に登場。イベントでは、2人によるトークセッションのほか、井上選手のアドバイスの下、山崎がミット打ちに挑戦した。 【写真】スーツ姿でトークセッションを行う井上尚弥選手、山崎賢人(写真左から) ■「時計」や「時間」などさまざまなテーマでトーク トークセッションではさまざまなテーマで2人が語り合った。 「時計」というテーマでは、井上選手は「試合をやっていく上で、1つのモチベーションとして欠かせない物です。試合が終わって自分のご褒美として1本買ったりとか、試合前に買って試合を頑張るとか、そういう1つのアイテムですね」と告白。 一方、山崎は「ファッションの一部として、シンプルな服を着ていても時計があるだけでファッションとしてまとまりますし、気合も入りますので、すごく大事なアイテムだなと思います」と述懐した。 また、「時間」について、山崎は「俳優という職業なので、いろんな経験をしてインプットする時間が俳優として表現する上でもすごく大事な時間になりますので、『全ての時間が俳優をやる上でいい経験として生きていくんだな』と思って、プライベートも仕事もいろんな時間を大事にしています」と明かした。 対して、井上選手は「時間を他人よりどう濃く使うかというところをこだわりたくて。ボクシングというのは1日ずっと練習できるスポーツではなくて、ジムに入ってトータル3時間。限界がそのくらいなんです。その3時間という限られた時間を『他人よりどう考えて、どう練習したか』というのが大事で、それはすぐではなく5年後の自分にすごい成長として返ってくるものだなと。この5年そう考えながらトレーニングしてきました」と打ち明けた。 ■山崎賢人が“モンスター”井上尚弥選手とのミット打ちに感激「本当に貴重な“挑戦”の時間でした」 ほか、井上選手のアドバイスの下、山崎がミット打ちに挑戦することに。 山崎は「“挑戦”過ぎるっす…」と漏らして会場を沸かせつつも、「この経験を、貴重な時間をしっかり感じたいを思います」と気合を入れる。そんな山崎に、井上選手は「今日は“挑戦”ということで、ビシバシいきたいと思います」とコメントし、爆笑をさらった。 ミット打ちでは、井上選手から「構えてもらってジャブとワン・ツーを。ジャブとワン・ツーがしっかり打てれば日本チャンピオンにはなれますので。僕はそう思っています」と若干のプレッシャーをかけられながらも、山崎は見事なパンチを披露。 「ひざでリズムを取る」「(ジャブは)肩の力を抜いて、ノーモーションで出す」「(パンチは)当てることよりも、引くことを意識して」「腰を入れる。そして、腰を入れると同時に地面を蹴る」「腰で右のひじを送り出すイメージ」など、さまざまなアドバイスをもらいつつミットを打ち続けた山崎は「すごく楽しかったです。世界一の井上選手に基本を学べるというのはすごくうれしいです。本当に貴重な“挑戦”の時間でした」と清々しい笑顔を見せた。 ◆取材・文=原田健 ※山崎賢人の「崎」は立つさきが正式表記