芸能生活47年…所ジョージ、初紅白ステージ 新浜レオン応援ゲストで 木梨憲武「レオンどかして歌う!」
大みそかの第75回NHK紅白歌合戦のリハーサルが28日、東京・渋谷のNHKホールでスタートした。初出場する白組の新浜レオン(28)の会見には、応援ゲストとして共に出演するとんねるずの木梨憲武(62)とタレントの所ジョージ(69)も出席。新浜本人そっちのけで大御所2人の思いがはじけた。 本番で歌うのは木梨プロデュース、作詞作曲を所が務めた「全てあげよう」だ。スキップで会見場に現れた新浜は「歌手になってから毎日、紅白の舞台を目指してきた。幸せ」と笑顔を見せた。 所にとっても紅白は初舞台だ。番組進行役としてバラエティー界で不動の地位を築いた所だが、1977年のデビュー時は「シンガー・ソングコメディアン」を自称する歌手だった。紅白は2015年に審査員を務めたが、ステージに立ったことはない。芸能生活47年。「ずっとやってますけど、リハーサルしたことない」と話し「レオンくんのおかげで我々もNHKに呼んでいただけた」と思いもしなかった晴れ舞台に声を弾ませた。 一方、木梨は「1年いろいろな場所で歌を聴いてきて、だんだんレオンが紅白歌手になってきた」とその成長を喜びつつ、本番は「歌の頭で僕がレオンをどかして歌う!どんな出方かは、お楽しみに」と、自身のパフォーマンスのアピールに余念がない。リハーサル後には、全国高校サッカー選手権の開幕戦で勝利した母校・帝京高の応援に駆けつけた。 会見は記者の「コングラッチュレオン!」という祝福に、新浜が満面の笑みで「うれしい」と返答。木梨が「そういうのやめた方がいい」と厳しく突っ込むなど終始笑いに包まれた。木梨と所に促され、曲のラストで膝立ちしながら床をスライディングする“膝スラ”を見事に決めた新浜だが、本番もレジェンド2人の輝きに負けてはいられない。(小田切 葉月)