【エリザベス女王杯】1週前追い スタニングローズは坂路で11秒6 高野師「状態のよさと能力の高さであの時計が出ましたね」
《栗東》クイーンS6着スタニングローズ(高野、5)は坂路でラスト1ハロン11秒6と抜群の切れ味を披露。全体時計も4ハロン53秒7でまとめた。高野調教師は「ちょっと速かったですが、1週前なので大丈夫だと思います。状態の良さと能力の高さであの時計が出ましたね」と語った。 札幌日経OP3着キミノナハマリア(千田、4)はCWコースで単走。ゆったりと運び、直線も馬なりで5ハロン74秒5─12秒1を計時した。千田調教師は「山元(トレセン)でしっかりとやってもらっているので、息を整える程度。予定通りにここまできています」とうなずく。 府中牝馬S9着コンクシェル(清水久、4)はCWコースで3頭併せ。外フルメタルボディー(2勝)に半馬身遅れたものの、馬なりで6ハロン79秒3─11秒7をマークした。清水久調教師は「指示通りの時計で、しまいもいい脚。体調は引き続きいいと思います。背が伸びて幅も出て、成長を感じます」と語った。 マーメイドS16着ゴールドエクリプス(大久保、5)は初コンビの田口騎手を背に、CWコースで6ハロン82秒1─11秒1。チュウワノキセキ(3勝)に3馬身半先着した。鞍上は「初めて乗りましたが、折り合いも付いて、我慢が利いていました。抜け出してからの反応も良かったです。いいイメージがつかめました」と好感触だ。 トルマリンSを勝ってOP入りしたピースオブザライフ(野中、4)はCWコース単走で6ハロン80秒2─12秒3を馬なりで計時。野中調教師は「しっかり負荷をかけました。前回はいい勝ち方。うまく折り合って、脚をためることができれば」と話した。