ECB、4回目25bp利下げへ-トランプ氏復帰や独仏混迷で不確実性
フランス銀行(中銀)のビルロワドガロー総裁やイタリア銀行(中銀)のパネッタ総裁らは、検討すべきだという立場だが、シュナーベル理事は、金融政策がほぼ無力な構造的問題がむしろ景気を阻害する局面で、貴重な政策発動余地を浪費しかねない行き過ぎをけん制している。
ECBはフランクフルト時間12日午後2時15分(日本時間同10時15分)に政策決定を発表し、その30分後にラガルド総裁が記者会見に臨む。
原題:ECB to Aid Waning Economy With Fourth Rate Cut: Decision Guide(抜粋)
--取材協力:市倉はるみ、Joel Rinneby.
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Alexander Weber