32年ぶりのキャトル復活、お披露目はパリサロン! ルノー R4、SUVライクな4x4モデルも導入?
ルノーは2024年2月のジュネーブモーターショー2024にて、名車の誉れ高い5(サンク)の新型を発表したが、現在、4(キャトル)の新型となるR4の開発が最終段階を迎えている。 オリジナルのルノー 4(キャトル)は、1961年~1992年にかけて世界で800万台以上を販売した伝説の名車だ。それから30年後の2022年、ルノーはパリモーターショーにてコンセプトカーの4EVERトロフィーを発表、Bセグメントの電動クロスオーバーSUVとして「キャトル復活」を示唆していた。 捉えたプロトタイプは、かなり厳重にディテールを隠しているが、ルノー 5(サンク)と同様に、新型キャトルはオリジナルから伝統的なデザイン要素を多く取り入れながら、4EVERトロフィーに似たエクステリアが期待されている。詳細をみると、短いオーバーハングが確認できるほか、前方へ傾斜を持つリヤクォーターウィンドウ、コンセプトやオリジナルと同じフラットノーズと水平のボンネットが見てとれる。また、円形ヘッドライトを継承、オリジナルを彷彿させる幅広の黒いパネルに囲まれたグリルなどが予想される。 量産型では、サンクでも使用されている、ルノー日産三菱アライアンスのCMF-BEVプラットフォームを採用、サンクよりも頑丈な代替品として位置付け、クロスオーバーファンにアピールするために、もう少し地上高が高く、クラッディングとフェンダーフレアを備えたトリムを提供すると予想される。また、R5 は前輪駆動のみだが、キャトルはSUVを強く意識した4x4モデルも用意される可能性がある。 キャビン内には、フルデジタルインストルメントクラスターや、10インチインフォテイメントディスプレイなどの搭載が期待される。 サンクでは52kWhと40kWhの2つのバッテリーオプションがあり、それぞれ186マイル(約299km)と249マイル(約400km)の航続距離を誇るが、キャトルでも同様の仕様が予想され、最高出力121psと150psを発揮する電気モーターを積むものと思われる。 R4新型のワールドプレミアは、10月15日から開催されるパリモーターショー2024で計画されており、4 E-Techの名称が採用されるようだ。
APOLLO