社会の授業をもう1回・・・ 常翔啓光学園高校の社会科教師が教員免許を失効した状態で授業 生徒226人の単位認定のために補講を実施
大阪府枚方市の私立高校の男性教師が、教員免許を失効していたにもかかわらず授業をしていたことがわかりました。 教員免許を失効していたのは枚方市にある常翔啓光学園高校で社会科を担当していた男性教師で、去年4月から約1年間、授業をしていました。 常翔啓光学園高校を運営する法人によりますと男性は去年4月に採用されていて、その際、学校に提出した教員免許のコピーには有効期限が2028年と記載がされていました。 しかし、学校が来年度の契約更新のため男性の教員免許の有効期限を調べたところ、おととし9月に失効していたことがわかったということです。 学校は男性教師が授業を担当していた1、2年生226人の単位を認定するため12月までの間に補講を実施する方針です。 18日午後7時から開かれた説明会に参加した保護者は「納得はしきれないけど仕方ない部分もあるのかなと。(補講の)具体的な内容は話されていないのでどういうふうになるのかなという感じはします」と話しました。 学校法人は「生徒ならびに保護者にご迷惑をおかけして申し訳ない。しっかり補講して対応していきたいと考えている」とコメントしています。
ABCテレビ