来場を呼びかける川添さん

　「みんなでつくる第3回茂木花火大会」と夏祭りが8月24日、茂木港ターミナル駐車場（長崎市茂木町）で開催される。（長崎経済新聞） 　同地域で潮見崎観音（茂木町）の千日祭に合わせた花火大会が2007（平成19）年を最後に途絶えていたことから、「子どもたちの思い出にしたい」と「茂木若人の会」が中心となって地域総出で立ち上がり、2022年から同地区の夏祭りに合わせて開催している同イベント。年々来場者も増え、盛り上がりを見せている。 　今年は昨年同様、約1000発の花火を打ち上げる予定。今年は茂木小学校150周年に当たることから祭の規模を拡大。当日は、長崎県内各地で活動するダンスチーム「Medistation（メディステーション）」のパフォーマンスや小中学生らのソーラン節を披露。茂木音頭のほか恒例の「ラムネ早飲み大会」では、野母崎の永遠の非公式キャラクター「水仙マン」がパフォーマンスとともに会場を盛り上げる。ライブステージでは「TEE」や長崎市高島を拠点に活動する「RAINBOW MUSIC」、レゲトンシンガー「S.I.（エスアイ）」、「どりいまあず」をゲストに迎える。カネミツ長崎工場と茂木中学校（以上、北浦町）に臨時駐車場を設け、無料シャトルバスを運行する。 　実行委員会の川添哲平会長は「地域を盛り上げようと立ち上げた若人の会を中心に復活した花火大会だが、徐々に認知も広がってきている。茂木小学校150周年に合わせ地域の協力もあって規模を拡大させることができた。地域が活性していくことにつながれば」と期待を込める。会場から花火までの距離が近いことから「迫力ある花火が楽しめるのも特徴。この機会に茂木を訪れ、地域の魅力を感じてもらえれば」と来場を呼びかける。 　夏祭りは16時～、花火大会は20時～。雨天の場合は8月31日に延期。