首都高つながらない「関越道」どう行く? 渋滞を“まるっと避ける”マル秘ルートとは “練馬から正面突破”は最悪?
渋滞ノムコウ――「東松山」を目指せ!
まず都心方面から首都高を使う場合は、5号線の美女木JCTをそのまま直進し、浦和南出口で直下の国道17号「新大宮バイパス」に流出しましょう。 国道17号を直進して「田島」交差点をアンダーパスでくぐり、「町谷4丁目」交差点を左折して道なりに進み、「下大久保」交差点で国道463号「浦和所沢バイパス」に左折します。 荒川の羽根倉橋を渡ってすぐの「下南畑」交差点で右折すると、国道254「号富士見川越バイパス」で、片側2車線、立体交差も多い快適な道です。富士見市を抜け、川越市に入り国道16号を立体交差で越え、さらにそのまま国道254号を進むと、圏央道 川島ICの入口が左に現れます。ここをそのままやり過ごし、さらに道なりに進むと東松山ICに到達します。 このルートでの、週末早朝における浦和南出口から東松山ICまで想定所要時間は、40-45分です。 美女木JCTから外環道に入り、大泉JCT経由関越道を走っての東松山ICまでの所要時間は渋滞なしで30-35分です。そのため浦和南出口利用は計算上(美女木JCT-浦和南出口までの所要時間を含め)、10分ほど余計にかかることになります。しかし休日の早朝は前述の高坂SA-鶴ヶ島JCT付近の渋滞により、この差はほぼなくなり、事故渋滞がひどい場合は逆に20-30分早くなることもあります。
さいたま-東松山は別アプローチで!
一方、さいたま市方面からは、国道17号「上尾道路」経由で東松山ICを目指すルートが王道です。 国道17号新大宮バイパスの宮前ICから上尾道路を北に進み、上尾市の「壱丁目南」交差点を左折して県道51号を進むと、荒川を渡る開平橋につながります。 この開平橋を渡ったところ、入間大橋の手前にある「入間大橋」交差点を右折して県道339号に入ります。 そのまましばらく道なりに進み、「上大屋敷」交差点を右折すると、かわじま中央通りです。そして国道254号との「中山」交差点を右折すると、東松山ICはもう間もなくです。 宮前ICから東松山ICまで、上記のルートでの週末早朝の所要時間は35分ほど。同時間帯に宮前ICから川越ICまでは20分ほど、川越ICから東松山ICは流れていても10分ほどなので、その差はわずか5分です。関越道の渋滞時は、それ以上に時間がかかることは確定的なので、どちらが有利かあえて語るまでもないでしょう。