「新共同オーナーが方針転換」マンU一筋の10番を見捨てる?指揮官とは関係悪化。希望額以下でも売却か
マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとチームを率いるエリック・テン・ハフ監督の関係は悪化しており、同監督は希望額に届かない場合でもラッシュフォードの売却を受け入れるつもりでいるようだ。英紙『サン』が報じている。 【動画】マンチェスター・ユナイテッドの逸材が決めたスーパーゴール! ラッシュフォードはマンUの下部組織で育ち、2016年にトップチームへ昇格。そして、同年の2月25日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)決勝トーナメント1回戦のFCミッティラン戦でデビューを果たすと、いきなり2ゴールを決める活躍を見せた。それ以降もマンU一筋で現在まで同じクラブに所属し、昨季は背番号10をつけて公式戦43試合で8得点5アシストを記録している。 しかし、ラッシュフォードとエリック・テン・ハフ監督の関係が悪化した事で、ラッシュフォードは初めて移籍を決断する必要があるかもしれない。事の発端は今年1月、ラッシュフォードが許可なく友人に会うためにベルファストへ行った後、26日早朝にプライベートジェットで帰宅したが、体調不良で練習を欠席。エリック・テン・ハフ監督は激怒し、28日に行われたFA杯4回戦のニューポート・カウンティ戦はラッシュフォードがメンバー外となっていた。それから関係は修復できておらず、2028年6月まで契約が残っているものの、ラッシュフォードの移籍が噂されている。 同紙によると、移籍金の希望額は8000ポンド(約152億円)だが、6000万ポンド(約114億円)ほどのオファーでも受け入れる可能性があるという。同紙は「ラッシュフォードは、エリック・テン・ハフ監督が解雇されるように見えたとき、新たなスタートが切れると思っただろう。しかし、オランダ人監督がFAカップ決勝でマンチェスター・シティを破って衝撃の勝利を収めると、新共同オーナーのジム・ラトクリフが方針転換した」と報じている。
フットボールチャンネル編集部