スコットランドで珍事…ピッチが“斜め”で勝ち点剥奪処分。クラブは募金呼びかけ
スコティッシュ・リーグ2(スコットランド4部)のボニーリッグ・ローズFCは、ピッチの傾斜が原因で勝ち点を6ポイントはく奪されたようだ。イギリス『BBC』が伝えている。 最も「価値のある」選手は誰だ?日本代表の最新市場価値ランキングTOP20 1881年に創立され、100年以上の歴史を誇るニューダンダス・パークを本拠地として戦うボニーリッグ・ローズ。しかし、ピッチの傾斜がSPFL(スコティッシュ・プロフェッショナル・リーグ)の最低条件を満たしていなかったとして、クラブのライセンスが「ブロンズレベル」から「エントリーレベル」へと格下げに。これに伴い勝ち点6が剥奪され、リーグ4位から8位(全10チーム)に転落し、一気に残留争いに巻き込まれた。 そしてボニーリッグ・ローズは、1月31日までに来夏へ向けたピッチの平坦化工事の資金調達と工事計画書を提出しなければならないことに。経営難に頭を悩ませる同クラブは、費用を賄うためにクラウドファンディングを呼びかけている。 2022年にスコティッシュ・リーグ2へと昇格したボニーリッグ・ローズだが、資金援助のないリーグで競争し続けることは簡単ではないとコメント。工事費用は10万ポンド(約2000万円)を超えると予想されており、2025-26シーズンまでにピッチを平らにできるよう、まずは整地と排水の工事を行う予定と発表している。