『ビリオン×スクール』主演によって変わる? 山田涼介のキャリアの行く末は
7月5日よりスタートした新ドラマ『ビリオン×スクール』(フジテレビ系)にて、主演を務めているHey! Say! JUMP・山田涼介。今まで演じたことがなかった“教師役”に挑戦しているが、もしかすると今後の俳優人生を占う試金石になるかもしれない。 【関連写真】『親僕』山田涼介&川栄李奈&門脇麦、笑顔でのピース3ショット 『ビリオン×スクール』で山田が演じる加賀美零(かがみ・れい)は、日本を代表する財閥系グループのCEO。“ある目的”のため、身分を隠して「私立絵都学園(しりつえとがくえん)」3年0組の担任教師を務めることになったという。 教養はあるものの先生を名乗るには乱暴な面も多く、危うい部分を見せる場面も。また担当する3年0組も問題児の集まりで、一筋縄ではいかない雰囲気だ。そんな生徒たちとともに加賀美が教師としてどのように成長していくのか……という部分が、同作の見どころとなっている。 ところで役者としての山田は、ベビーフェイスの王子様として、さまざまな学生役を演じてきた。デビュー作の『探偵学園Q』から『スクラップ・ティーチャー 教師再生』、『左目探偵EYE』、『金田一少年の事件簿』シリーズ(いずれも日本テレビ系)など……。10代の頃に出演した作品も含めると、今までに10作近くの学園ドラマを経験しているほどだ。 ちなみに2015年公開の映画『暗殺教室』では、当時22歳ながら中学生役に抜擢されていた。ドラマや映画の世界では、学生役を20代の俳優が演じるのは珍しいことではないが、それを差し引いても類い稀なる“学生適正”を感じられる。 もちろん、大企業の後継者役を演じた2023年のドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)などのように、学生以外の役が皆無だったわけではない。ただ、『ビリオン×スクール』は初の教師役だ。もしかするとこれをきっかけとして、これまでにない新境地に飛び立とうとしているのかもしれない。 というのも山田のキャリアの変遷は、盟友であり『ビリオン×スクール』でも共演している神木隆之介と近いものがあるように思われるからだ。