カルバハルの長期離脱でレアルは右SBの補強を検討 レヴァークーゼンMFフリンポンも獲得候補
今季絶望の大怪我
5日に行われたラ・リーガ第9節ビジャレアル戦でレアル・マドリードのスペイン代表DFダニエル・カルバハルが右膝の前十字靭帯断裂をはじめ複数個所を負傷し、今季絶望となった。 [映像]ブンデスリーガ第6節 レヴァークーゼン対キール ハイライト 長年にわたって不動の右サイドバックとして活躍してきたカルバハルが長期離脱を余儀なくされたことによって、来年1月の移籍市場で右サイドバックを補強することがレアルにとって喫緊の課題となった。それに伴って、レアルがカルバハルの代役としてどの選手の獲得に動くのかに注目が集まっている。 スペインやイングランドのメディアは、リヴァプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが最有力候補であると連日報じている。一方、ドイツ紙『Sport Bild』はレヴァークーゼンのオランダ代表MFジェレミー・フリンポンも獲得候補としてリストアップされていると伝えている。 2000年12月生まれで現在23歳のフリンポンは、2021年1月からレヴァークーゼンに在籍し、昨季は公式戦47試合に出場して14ゴール12アシストを記録。抜群のスピードを活かしたドリブル突破でチャンスを演出するサイドアタッカーとして活躍し、レヴァークーゼンの無敗での国内二冠にも大きく貢献した。 実は、今年夏にもレアルはフリンポンの獲得に動いていたが、同選手の契約の中に盛り込まれている契約解除条項の金額が4000万ユーロ(当時のレートで約70億円)に設定されていたことから獲得を断念していた。しかし、カルバハルの代役がどうしても必要な今の状況を考えると、レアルが4000万ユーロ以上のオファーを提示する可能性は十分にありそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部