飲酒運転で事故を起こすも警察に目撃者装い嘘の説明か 会社員の女を逮捕 呼気からは基準値の3倍近いアルコール 飲酒運転は認めるも容疑一部否認
12月4日に熊本市で普通乗用車で自転車をはね、飲酒運転を免れようと警察にウソの説明をした疑いで、女が逮捕された。女は容疑を一部否認しているということだ。 【画像】事故を起こした女の車
事故起こすも警察に嘘の申し立てか
過失運転致傷アルコール等影響発覚免脱の疑い逮捕されたのは、熊本市西区に住む会社員・中村汐里容疑者(25)。 警察によると、中村容疑者は12月4日午前4時すぎ、熊本市中央区新町の県道で、酒気を帯びて普通乗用車を運転。自転車に乗っていた新聞配達員の男性と衝突し、けがを負わせ、さらに飲酒運転を隠すため、警察官に対し嘘の申し立てをした疑いが持たれている。 近くに住む人は「大きい音がして、何だったんだろうと思っていたら、救急車が何台も来て、主人が出てみたら、いっぱい紙が散らばっていたから多分新聞屋さんじゃないかな」と話す。
コインパーキングに車止め目撃者装う
中村容疑者は事故の後、現場の数メートル先のコインパーキングに車を止め、現場に駆け付けた警察官に目撃者を装って説明していた。 警察は当初、ひき逃げ事件として捜査。コインパーキングで破損した車を発見し、ナンバーを調べたところ、所有者が中村容疑者と判明した。 警察官が中村容疑者を問い詰めたところ、飲酒運転を認め、呼気からは基準値の3倍近いアルコールが検出されたということだ。 調べに対して中村容疑者は「飲酒して事故は起こしたが、警察官に目撃者を装ったことは覚えていない」と容疑を一部否認している。 (テレビ熊本)
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