朝ドラ『おむすび』“天神乙女会”ギャル寺本莉緒、仲里依紗と10歳差「同世代に見えるように意識」
Netflixで配信された『サンクチュアリ -聖域-』の謎めいたホステス役、今年2024年4月期放送のテレビドラマ『RoOT / ルート』（テレビ東京）では売れっ子キャバ嬢、『新宿野戦病院』（フジテレビ系）にはホス狂いのデリヘル嬢役と、ひと癖ある夜のオンナ役で話題沸騰中の寺本莉緒のTHE CHANGEとは──。【第1回/全4回】 ■【画像】『おむすび』で朝ドラ初出演・寺本莉緒、22歳にして語る人生の転機とは──!? THE CHANGEオリジナル動画 現在放送中のNHK連続テレビ小説『おむすび』は、福岡を舞台にヒロイン・結（橋本環奈）が、ギャル魂で栄養士を目指す物語。寺本莉緒は、元ギャルの大河内明日香役として登場する。 「かつて福岡には、結のお姉さんの歩がリーダーを務めていた“ハギャレン”と、明日香がリーダーだった“天神乙女会”というギャル組織があり、対立してバチバチだったふたりが数年後に再会して……という展開です」 歩を演じるのは、プライベートで一児の母となっても、ギャルマインド健在の仲里依紗。ふたりの対決は、なかなか見応えがありそうだ。 「私と仲さんは実年齢が10歳以上離れているんですけど、演じる役柄は同世代で、ふたりとも20代半ばという設定。お互いに（年齢を）上げたり下げたりして演じていますが、ちゃんと同世代に見えるように意識しました。そして、ギャルメイクの明日香を演じているのが、寺本莉緒だと気づいてもらえるのかが、心配です（笑）」 本作が初めての朝ドラ出演となるが、実はこれまで何度もオーディションを受けてきたという。 「これまでヒロインオーディションも受けましたが、すべて撃沈! 今回はヒロインではなく、結の友だちで、現“ハギャレン”メンバーのオーディションを受けさせていただきました」
朝ドラ『おむすび』の出演決定は「そのつもりだった」理由
朝ドラのオーディションは超難関で狭き門だといわれているが、実際はどんな感じだったのだろうか? 「最初は書類審査、そこから対面審査などになっていくんですが、今回は最終審査までいって、マネージャーさんから“（最終審査に）残ってますよ”と言われた瞬間に“これはいける!”と確信しました。 というのも私、これまでオーディションで最終まで残った役は、ほぼ決まってきたんです。ですからそのあと“決まりました”と報告を受けたときも、“やったー!”というより、“そのつもりだったよ”という感じでした。口には出しませんでしたけど（笑）」 ポジティブな一面をのぞかせる寺本だが、どうやらそれは親譲りのようで、 「中学3年生のときに上京するときは“やりたいならやりなさい”と送り出してくれたし、グラビアで水着になったときも、心配どころか“SNSのフォロワーが一気に増えたね!”と両親そろって喜んでくれました」 と、スーパーポジティブ一家のエピソードを披露。両親から受け継いだポジティブ・マインドで、どんなギャルを見せてくれるのだろうか!? 寺本莉緒（てらもと・りお） 2001 年生まれ、広島県出身。主な出演作に、映画「別に、友達とかじゃない」、配信ドラマ「サンクチュアリ - 聖域 -」、ドラマ「サブスク彼女」「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」「RoOT / ルート」「新宿野戦病院」など。現在、放送中のNHK連続テレビ小説「おむすび」CM「アリエールMiRAi」出演中。趣味は野球観戦、特技はダンス、ピアノ、英語。 工藤菊香
工藤菊香
