今週のバイク界隈ショートニュースまとめ〈2024/8/30~9/5〉
[スズキ] バーグマン400の2025モデルが登場(8/30)
スズキは、ラグジュアリーなビッグスクーター「バーグマン400 ABS」の2025モデルを発売すると発表した。 かつてブームを巻き起こすほどの人気を誇ったが、今ではわずかにラインナップを残すのみとなってしまったビッグスクーター。その中の一つであり、400cc国産2輪ビッグスクーターの牙城を唯一守り抜くのがバーグマン400だ。 このモデルは2021年のマイナーチェンジ以来音沙汰がなく、存続が危ぶまれていたが、今回無事に3年ぶりのモデルチェンジを果たした。ビッグスクーターを取り巻く環境が逆風の中、生産を継続してくれるのは喜ばしいことだ。 価格は89万5400円で、9/6(金)に発売される。
[ヤマハ] MT-09に「Y-AMT」モデルが新たに追加(8/30)
ヤマハは、今年マイナーチェンジしたスポーツネイキッド「MT-09」に、自動変速機「Y-AMT」を搭載したモデル「MT-09 Y-AMT」を発売すると発表した。 Y-AMTは、従来のモーターサイクルに使われているクラッチレバーやシフトペダルを持たない。半クラッチやシフトチェンジはすべて自動化されて省略されるため、マニュアル車よりも乗りやすく快適に運転できるのが特徴だ。 「ハンドシフト」という、車でいうところのパドルシフトのような機能もあり、足によるシフトチェンジとは違った運転感覚を楽しめるのも特徴の一つ。また、クラッチレバーを持たないことから、AT限定大型自動二輪免許で乗れることも大きなメリットだ。 諸元について、AT車はMT車に対して出力を下げられることが多いが、Y-AMTはSTDに対して出力が変わらない。また複雑な機構を取り入れたにもかかわらず、重量も3kg増加に留めている。 価格は136万5000円。発売日は9/30(月)だ。
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ヤングマシン編集部