【菊花賞追い切り】皐月賞2着コスモキュランダは馬なりでラスト11・7秒 加藤士調教師「春の悔しさをバネに」
[GⅠ菊花賞=2024年10月20日(日曜)3歳、京都競馬場・芝外3000メートル] 〈美浦〉コスモキュランダは角馬場で入念に乗り込んだ後、南ウッドで2歳1勝クラスと併せ馬。馬場の五分どころを2馬身追走し、直線で馬体を併せた。馬なりで余裕を持たせた内容だったが、それでいてしっかり時計が出た(4ハロン52・3―11・7秒)。加藤士調教師は「前走のセントライト記念(2着)後、疲れを取ってうまく調整できました。今週はビッシリやらずリラックスしていい時計が出ており、状態はかなりいいですね。うまく力をため込んで走れています」。 クラシックは皐月賞で僅差の2着、ダービーでは見せ場をつくっての6着。「クラシックで戦えるだけの馬を預からせてもらって感謝しています。馬体、血統、性格などからこの舞台は合っていると思っており、春の悔しさをバネにここまでやってきました。あとはM・デムーロ騎手の勘に任せてレースを見届けたいですね」(加藤士師)
東スポ競馬編集部