古生物のいる世界表現 四賀化石館 長野県松本市
長野県松本市七嵐の市四賀化石館で21日、体験型ワークショップ「古生物の部屋づくり」が開かれた。子供たちがそれぞれ想像力を発揮して、アンモナイトや三葉虫のような古生物のいる世界を小さな容器の中に表した。 午前の部は保護者も含めて約20人が参加。イラストレーター・まつしたさゆりさん=松本市=が講師を務めた。アンモナイトと三葉虫の石こうレプリカに思い思いに着色。青色や黄色を使って目を引くようにしたり、凹凸を異なる色で塗り分けて立体感を出したりした。 砂を容器に入れて、流木や石と一緒にレプリカを置いた。容器にも着色した。波田小学校4年生は「昔の生物の気持ちになって配置を考えた」と話し、仕上がりに満足した様子を見せた。 化石に興味を持つきっかけにと企画された。まつしたさんは「オリジナルの作品が出来上がった。子供たちは集中力があった」と参加者の取り組みをたたえていた。
市民タイムス