「金沢駅前で6年間更地のまま」都ホテル跡地再開発「都市再生緊急整備区域」の指定に向け国に方針案提出へ
長年、更地の状態が続いている金沢駅前の都ホテル跡地。 周辺の再開発をめぐって、金沢市は12月下旬にも「都市再生緊急整備地域」の指定に向けた整備方針を国に申請する方針を示しました。 【写真を見る】「金沢駅前で6年間更地のまま」都ホテル跡地再開発「都市再生緊急整備区域」の指定に向け国に方針案提出へ 都ホテル跡地を含む金沢駅周辺の再開発をめぐっては、都市計画法が定める高さ制限により、60メートルを超える建物は新たに建設できないとされています。 これを受け市では民間企業などが建物の高さや延べ床面積などの制限を受けることなく都市開発を進められる、国の「都市再生緊急整備地域」への指定を目指しています。 ■12月下旬にも地域整備方針案を内閣府へ提出へ こうした中、22日開かれた金沢経済同友会と金沢市の村山市長との意見交換会では、市が取りまとめた地域整備方針の案を、12月下旬にも内閣府に提出する方針が示されました。 これにより、2025年の夏から秋ごろをめどに都市再生緊急整備地域への指定を受けられるということです。 村山市長は年内にも都ホテル跡地を所有する近鉄不動産に対し具体的な開発計画の提示を求めることにしています。
北陸放送