JFL高知を「オール高知」で後方支援…J3参入要件クリアへ産官民が連携強化、総力戦へ
日本フットボールリーグ(JFL)の高知ユナイテッドSCは31日、『高知ユナイテッドSCを応援する会』が設立されたと発表した。 JFL首位独走の高知、J3岐阜からDF和田侑樹が期限付き移籍で加入!「J3昇格へ全力で闘います」 「このたび『高知ユナイテッドSCを応援する会』が設立され、その総会が7/29(月)に開催されましたのでお知らせいたします」 「本会には経済やスポーツ、観光の各団体や県内の自治体、そして報道機関などが加盟し、『オール高知』でクラブを後押ししてくださります」 「会長には高知県商工会議所連合会の西山彰一会頭が就任され、集客面でのご協力などを加盟の各団体に呼びかけられました」 「また、高知県出身で元Jリーグ理事の傍士銑太様が、『地元Jリーグチームが地域にもたらす効果』というタイトルで講演をしてくださりました」 「クラブも本会の後押しを力に変え、Jリーグ参入に向けた取り組みをより一層進めてまいります」 ・・・ 高知は現在、JFLで2位と勝ち点「10」差のダントツ首位に立つ一方、Jリーグ参入へ「2025シーズンJ3クラブライセンス」の申請を開始。来季のJ3リーグ入りを見据える。 ただ、サッカーファンに広く知られる通り、J3入会要件には「ホームゲーム(HG)平均観客動員2000人」と「チケット収入1000万円」という難題が。無論、どのJFLクラブにとっても一筋縄ではいかない大きな壁だ。 少なくとも、高知はHG残り6試合で「2万70人」を動員する必要が。チームの躍進につれ、開幕時と比べて観客動員が大幅増も、まだまだ険しい道のりと言わざるを得ない。 そんななか、リーグは中断期間へ突入。それに前後し、高知県全体で高知ユナイテッドSCをバックアップする機運が高まっている印象も。 今回設立された「高知ユナイテッドSCを応援する会」には、リリースのように、報道機関を含めた県内の産官民が集結。 27日には、日本全国に支店を置く県内企業のメインパートナー「旭食品/旭フレッシュ」とのコラボ商品が発表され、29日には、今年4月に創立されたばかりの高知健康科学大学がクラブとの連携を発表。同大は「詳細は調整中」としつつ、そこにはやはり「観客動員(残り)2万人の確保へ…」と言及がなされている。 来季のJ3入り、そして観客動員などの要件クリアを念頭に、1分1秒を無駄にできない高知。 同じ目標を抱く他のクラブにも当てはまることとして、中断期間に入ったJFLはいま、選手補強を含めた「水面下の動き」が例年以上に活発となっている印象だ。 ◆JFL第18節 ~高知銀行Presents~ ついにJぜよ!高知家大集合 8月31日(土) 18:00キックオフ 高知ユナイテッドSC vs ヴェルスパ大分 高知県立春野総合運動公園陸上競技場
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