M―1歴代王者ら集結!チュートリアルは6年ぶり出演…8日放送フジ系「THE MANZAI―」
人気と実力を兼ね備えた漫才の名手(マスター)が一堂に会する、フジテレビ系「THE MANZAI 2024 マスターズ」が8日午後7時から放送される。 番組MCは最高顧問のビートたけし、ナインティナインの岡村隆史、矢部浩之のおなじみの3人。毎回、その1年を象徴するコスプレを披露するたけしは今回、オープニングに“とある事情”でスタジオに行けなくなったと言いだし、例年とは違う形で登場する。 漫才を披露するのは全22組。「M-1グランプリ」歴代王者の中川家、フットボールアワー、パンクブーブー、錦鯉らのほか、チュートリアルが6年ぶりに番組に出演する。さらに前日7日放送の「THE MANZAI 2024 プレマスターズ」(午後2時30分)に出場15組のうち、観客投票で上位2組が推薦枠として番組出演をつかむ。 収録を終えてMC3人のコメントは以下の通り。 ◆ビートたけし ―収録を終えて、いかがでしたか 「やっぱりみんな、本当にうまいよね。今は、お笑いの学校もあったりするからだと思うんだけど、本当にいろんなコンビが出てきてて。その中でも、この『THE MANZAI』に出られる人たちは、相当すごいと思う。昔だったら、どのコンビも、もうとっくに天下を取ってるレベルだもん。お客だけじゃなく、袖の芸人も大爆笑してるもんね、俺らの時代は、他のコンビのネタを見ても意地でも笑わなかったんだけど、もう、そういう変なこだわりもないんだろうな。でも、野球選手と一緒でさ、一斉にみんなの実力が上がると、その中でも抜きん出たヤツっていうのが出てくるんだよ。そこらへんは、野球とかスポーツの世界と同じなのかもしれないね」 ―例年とは少し趣向の違う登場 「この出方は、なかなかいいね(笑)。許していただけるのなら来年も、このスタイルでやらせていただきたい。漫才見ながら夜食も食えるし(笑)」 ◆ナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之) ―収録を終えていかがでしたか 矢部「いやもう、みんなさすがやなと思います。毎年面白いですけど…」 岡村「今年も面白かったですね~。トップバッターからいきなり面白かったですから」 矢部「そうそう。僕が今回印象に残ってるのは、かまいたちのネタの後半(笑)。山内(健司)さんのキャラというか、立ち位置が、いつもとは逆になるんですよ(笑)。あれは新鮮でちょっと面白かったですね」 岡村「僕はNON STYLEですかね。あまり詳しくは言えないんですけど、NON STYLEの漫才に“混ぜてもらった”のがうれしかったです(笑)。NON STYLEの2人も、1年に1回のお祭りということでね、漫才をやることを楽しんでたんじゃないかなと思います」 矢部「そう、お祭りですね。賞レースでは出ない雰囲気、面白さがありますよね、『THE MANZAI』には」 岡村「うん、年々そういう風になってきてるような気もします。昔、やすきよ(横山やすし・西川きよし)さんのネタで、やすしさんが“おい、持っとけ!”って上着を舞台袖にポンと投げたら、速攻で投げ返されるっていうくだりがあって、僕は大好きやったんですけど、ちょっとそういう感じもありますよね。他のネタ番組では見られないものがたくさん見られるというか(笑)。緊張感もありつつ、みんな楽しそうに漫才をしてるのがええなぁ、と思いますね」 矢部「そうね、ほんまにみんなよかった。たけしさんも、毎年最後に“たけし賞”を決めてくれるんですけど、今年はかなり難しかったんじゃないかなと思いますよ」 ―たけしさんが、いつもとは違う形で登場 岡村「はい、けっこうびっくりしたんですけど(笑)」 矢部「なんか、たけしさんがいつもよりも楽しそうで…。唯一の問題は、つい時間が押してしまうということくらいですかね(笑)」 ▽マスターズ出場者 海原やすよ ともこ、おぎやはぎ、ガクテンソク、かまいたち、銀シャリ、サンドウィッチマン、タカアンドトシ、千鳥、チュートリアル、テンダラー、とろサーモン、ナイツ、中川家、錦鯉、NON STYLE、博多華丸・大吉、爆笑問題、パンクブーブー、フットボールアワー、マヂカルラブリー、ミルクボーイ、笑い飯(五十音順) ▽プレマスターズ出場者 エバース、オーサカクレオパトラ、9番街レトロ、じぐざぐ、センチネル、ちゃんぴおんず、東京ホテイソン、ナイチンゲールダンス、ナチョス。、ネコニスズ、ひつじねいり、ママタルト、マルセイユ、ヤーレンズ、ロングコートダディ(五十音順)
報知新聞社