アウトサイダー初代王者の幕大輔（左）がBD13オーディションに応募してきた（※写真は2010年時）

　今夏に都内で開催予定の「BreakingDown（BD）13」のオーディション選考会の様子の前編が、昨日26日、朝倉海のYouTubeチャンネルで公開された。 　この動画は、毎回、応募者を紹介していく形で配信されているが、60-65kg級アウトサイダー初代王者の幕大輔（まく・だいすけ）が登場し、朝倉海、白川陸斗らが驚いた。そのアウトサイダーレジェンドの幕大輔とは！？ 【フォト】元“アウトサイダー王者”現在の姿、腕十字で一本を奪うシーンも 　幕大輔が選考動画に登場すると白川陸斗が「あれ、幕さんや。とうとう出てくれたんや！」と興奮気味にコメント。BDの溝口勇二COOが「へえー、有名なんだ」と呟き、朝倉海が「めちゃ有名ですよ」と続いた。 　幕は「朝倉未来CEOが巻いていた60-65kg級の初代アウトサイダーチャンピオンの幕大輔です」と自己紹介すると「若い選手か、元アウトサイダー勢の誰かとやりたいです。先日、カンボジアで久しぶりに試合をしたんですけど、すごく調子が良くて勝つことができました。選手を辞める理由にもなっていた首も治って調子がいいです。しょうもない煽りとか、しょうもない試合はする気がないんで、みんなが見たいような試合をします。絶対に勝つ自信がある」と意気込みを語った。 　幕は“寝ても立ってもフルボッコ取手の拳帝”と呼ばれ、茨城県出身の現在40歳。22歳でマッハ道場に入門して格闘技を始め、2010年には60-65kgトーナメントに出場して決勝で渡辺竜也から判定勝ちを収め、初代王者に。その後も安谷屋智弘から一本勝ちして王座を防衛したが、本人が語っているように怪我で一時期格闘技から離れていたようだ。今年に入ってカンボジアで復帰戦を行い勝利して、現カンボジア国内チャンピオンにもなっているという。 　朝倉海は「これは楽しみですね。アウトサイダー時代にめちゃめちゃ盛り上げていた人ですから。啓之輔さんと同じくらいの位置にいる人」と評価が高く、もしもオーディションに出て来ることになれば、面白い展開が見られそうだ。