【NFL】QBプレスコットが「チャンピオンシップに導いてくれる」とカウボーイズEVPジョーンズ
ダラス・カウボーイズとクォーターバック(QB)ダック・プレスコットとの間で契約延長が成立していないことから、チームがプレスコットをポストシーズンの失敗を乗り越える長期的な解決策として見ているのかという疑問が生じている。
“Mad Dog Sports Radio(マッド・ドッグ・スポーツ・ラジオ)”に出演したカウボーイズの取締役副社長(EVP)を務めているスティーブン・ジョーンズは、チームのみんなはプレスコットが頂点に導いてくれると信じているとホストのアダム・シャインに語り、次のように述べた。
「もちろんだ。私はダックがチームをチャンピオンシップに導けると確信している。彼はすべてのことを正しい方法で取り組んでいる。彼は間違いなくこのフットボールチ―ムのリーダーだ。オフシーズン中もみんなのモチベーションを維持したのは彼だ。彼はみんなにワークアウトをさせて、優勝するために必要なすべてのことをさせている。ただ、時々、その古い横長のフットボールが思い通りに転がらないこともある。ポストシーズンでは厳しい局面や厳しい試合もあった。でも、われわれは3年連続で12勝している。これは3年間でのチームの成績としてはトップレベルだと思う。われわれはゴールリングの近くにいる。バスケットボールの用語を借りれば、あとはそこに飛び込んで、ダンクシュートを決めるだけだ。われわれは常にリングの近くを行ったり来たりしている。とにかく、われわれは仕事を終えなければいけない」
カウボーイズは過去3シーズンすべてでNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区優勝を果たしてプレーオフに進出しているが、毎回プレーオフで敗退している。カウボーイズが実際に“ゴールリングの近くを行ったり来たりしている”かどうかは議論の余地がある。もしこのゴールリングがスーパーボウルのことを指すのであれば、ダラスは現在、スリーポイントラインからシュートを放っているようなものかもしれない。