近親には名馬オルフェーヴル 期待のモーリス産駒がフェアリーSで重賞初制覇狙う
名馬オルフェーヴルと同じ一族となるパーリーラスター(牝3、美浦・池上昌和厩舎)が、フェアリーステークス(3歳牝・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。 【写真】パーリーラスターこれまでの軌跡 パーリーラスターは父モーリス、母リュミエールドール、母の父ルーラーシップの血統。母と祖母アルスノヴァはともにJRAで2勝。祖母の半弟オルフェーヴルは11年の牡馬三冠を制するなど、GIを6勝した名馬。同じく半兄のドリームジャーニーは06年の朝日杯FS、09年の宝塚記念と有馬記念を制している。 ここまで1戦1勝。昨年10月の東京の新馬(芝1600m)でデビュー。スローペースの逃げを打つと、上がり3Fを11秒5、11秒1、11秒6でまとめて逃げ切った。2戦目の今回、控えた場合にどうか、初の右回りがどうかなどの不安はあるが、楽しみなチャレンジといえる。 この一族の牝馬では初の重賞ウイナーとなれるか。春の大舞台を目指すために、結果が求められる一戦となる。