東京タワー近くのオフィス街に「ハチの大群」 “引っ越し途中”か周囲を規制
東京タワーにも近い東京・三田のオフィス街でハチの大群が現れ、一時騒然となりました。 【画像】歩道橋に張り付く“黒いかたまり” 大量のミツバチ
■原因は? 繁殖期で“引っ越し途中”か
40代 「別世界ですね。あそこだけ」 東京タワーがよく見える、都心の歩道橋に張り付いた“黒いかたまり”。大量のミツバチです。 手すりの上の部分から下にかけて、見ているだけでも数万匹ぐらいいるのではないでしょうか。 突如、現れたミツバチの集団に刺されないよう、周囲も規制されています。 都心では珍しい光景に、スマートフォンで撮影する人もいました。 東京在住歴30年以上の人 「街中であんなに集まっているのは見たことないです」 東京在住歴10年以上の人 「子どもとかもハチがいるような(備えた)格好にしてないので、刺されたら怖いなと思います」 今回、都心に現れた大量のミツバチ。原因は何なのでしょうか? ハチの生態に詳しい 玉川大学 小野正人教授 「ちょうど日本のミツバチの分蜂といいます。(新しい)女王様が生まれてくると、1つの巣箱の中に2匹女王がいることができない。お母さんの女王が働きバチを連れて、巣を離れる」 ミツバチの集団は新たなすみかを探す「引っ越し」の途中だといいます。 小野教授 「人間の方からハチを払いのけたり、殺虫剤をかけたりするような刺激さえ与えなければ、刺されることはめったにない。ただ、不慮の事故というものはあり得るので、そこのあたりは注意する必要がある」 (「グッド!モーニング」2024年5月11日放送分より)
テレビ朝日