飽きないおいしさの定番パスタ! 「くたくたブロッコリーペペロンチーノ」
ブロッコリーの旬が到来。そんな今だからこそ試したい、ブロッコリー農家秘伝の最高においしいブロッコリーの食べ方を教えます! 【画像を見る】スパゲティーとブロッコリーは時間差でゆでる ブロッコリーのビタミンCはレモン以上、葉酸やタンパク質にミネラルも含む「最強の健康食材」。ブロッコリーをたくさん使ったレシピの数々は、美容を気にする人、幼児食や介護食、また筋トレ民、ダイエッターなど、あらゆる健康志向の人におすすめです。 そんなブロッコリーを主力とする安井ファーム(@yasuifarm)さんが紹介するのは、ブロッコリーが好きな人も苦手な人もたっぷり食べられるメニュー。とっておきのレシピを参考に、良きブロッコリーライフをお楽しみください! ■くたくたブロッコリーペペロンチーノ ■飽きさせない旨さはパスタの定番たる所以 「本当にいつまでも食べられるんじゃないかとさえ思わせるシンプルな味わいが魅力の一品。『ブロッコリーがど定番パスタにおジャマしてみた』的な挑戦を匂わせておきながら、パスタがまとう塩けとブロッコリーの甘さが絶妙なハーモニーを奏でます。『味付けが塩だけだとちょっと不安なのでペペロンチーノを作るときはいつもコンソメでこっそり味を足してます』という私のような方はぜひこちらのレシピをお試しいただければと思います」 ◆材料 2人分 ブロッコリー …… 1/2株(房100g+茎30g) スパゲティー …… 200g にんにく(粗みじん切り) …… 2片分 赤唐辛子(小口切り) …… 1本分 オリーブオイル …… 大さじ4 塩 …… ひとつまみ ◆作り方 1 ブロッコリーは小房にわける。茎は包丁やピーラーで皮をむき、粗みじん切りにする。 2 たっぷりの熱湯に1%の塩(分量外/湯1リットルに塩大さじ1強)を入れ、スパゲティーを袋の表示時間より1分ほど短めにゆでる。ゆではじめて3分ほどたったらゆで汁1/2カップ(100ml)を取りわけておく。同じタイミングで、ゆで途中のスパゲティーに、ブロッコリーを加え、一緒にゆでる。 3 フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で熱し、にんにくを焦がさないように4分ほどじっくりと炒め、赤唐辛子を加えてさっと炒める。2のゆで汁を加えて火をとめ、油とゆで汁が混ざる(乳化する)までよく混ぜる。 4 ゆで上がったスパゲティーとブロッコリーの湯をきってフライパンに加える。ブロッコリーをつぶし、塩をふって手早くからめる。 【POINT 01】 スパゲティーとブロッコリーは時間差でゆでることで、それぞれちょうどよいやわらかさに仕上がる。また、一緒にゆでるので、ひと手間減らせる。 【POINT 02】 ブロッコリーは木べらでつぶせるくらいやわらかい。つぶしながら、スパゲティーにからめていく。 「皆さまのよきブロッコリーライフの一助となれば幸いです!」 作=安井ファーム(@yasuifarm)、撮影=井上直哉(目黒スタジオ) 【著者プロフィール】 安井ファーム 農業法人「有限会社安井ファーム」の公式X(旧Twitter)アカウント(@yasuifarm)の中の人。ブロッコリーの知識やレシピ、テクニックを発信。会社の知名度向上とブロッコリーの消費拡大を掲げて、日々ブロッコリー情報を発信。令和元年度 農林水産祭にて「内閣総理大臣賞」受賞し、令和の大嘗祭において明治神宮にも自社のブロッコリーが奉納された実績をもつ。Global G.A.P.認証取得。 ※本記事は安井ファーム(@yasuifarm)著の書籍『日本一バズる農家の健康ブロッコリーレシピ』から一部抜粋・編集しました。