【注意】ペットの火災事故が増加 犬や猫が目を離した隙にコンロを点火 最新ロボット掃除機でも火事!対策は?
室内飼いのペットの思いもよらぬ行動で起きる火災を防ぐため、2024年3月28日、実際に起きた事故をもとにNITE(製品評価技術基盤機構)が再現動画を新生活に合わせて発表。犬や猫がコンロに点火し火災が発生したケースや、ペットが原因でロボット掃除機が発火したケースがありました。 【写真】ペットが原因で火災に発展する様子
犬がコンロに点火 目を離した隙に火事
まずは、2022年7月に愛知県で実際に起きた火災。 犬のエサをガスコンロの上に置いたまま、その場を離れる飼い主。すると、犬が後ろ足で立ち上がり、エサのありかを探そうとガスコンロに飛びつきます。 探している間に前足がコンロのスイッチに触れたため、コンロが点火…。 コンロの近くにあったものに燃え移り火災になったといいます。
お出かけ中に猫が… ロボット掃除機も注意
2014年、大阪では、飼い主がお出かけ中におきた事故も。 キッチンカウンターを悠然と歩く猫。猫の足がIHコンロのスイッチを押したことで、金属製の調理器具が加熱。接触したものが燃えたとみられています。 さらに、猫が落としてしまったタオルが、使用中のヒーターの上に落下。引火して燃え上がってしまうケースも。 また、近年使用する人も増えたロボット掃除機にも注意が必要。 ロボット掃除機の上に乗ったペットがその場で用を足してしまうと、内部がショート。発火する危険性があるとしています。 実際に室内でウサギを飼っている女性に話を聞くと、「自分じゃ見守ることでしか事故を防ぐことがないので怖いとしか言えない」と不安を口にしていました。
留守の際にはコンロにロックなど対策を
NITEは、留守の時など、飼い主がペットから目を離す際、ガスコンロやIHコンロの、操作ボタンをロックすることや、使用しない電化製品はプラグを抜くなど、対策を呼びかけています。 (2024年3月29日放送 めざましテレビより)
めざましテレビ